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鍋料理

鍋料理の種類やレシピについて説明しています。

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鍋焼きうどん

鍋焼きうどんは、うどんの一種で「鍋焼き」とも呼ばれています。

どういうものかと言うと、一人用の土鍋、または鉄鍋にだし汁(しょうゆ味)とうどんを入れて、その上から椎茸やかまぼこ、葱などの白砂類、天ぷらや生卵など乗せて煮たものを指しています。
煮えたら、そのまま火から下ろし、直接鍋から食べるのも醍醐味の一つです。現在では、使い捨て可能なアルミの鍋にうどんと具材、スープの素を入れたパック商品も売られていますね。

寒くなってくると鍋焼きうどんが食べたくなりますよね。
ぐつぐつ煮えた鍋や具材、熱々のスープが冷え切った体を芯から暖めてくれる料理です。
うどんは消化が良いため、受験生の夜食にもぴったりとされています。

【材料】
鰹節    : 1袋
うどん   : 1玉
天ぷら(お好きなもの): 1つ
長ネギ   : 1/4本
かまぼこ   : 2枚
ほうれん草  : 適量
卵      : 1個
醤油    : 大2
みりん   : 大2
酒     : 大1
水     : 3カップ

【作り方】
1.水3カップに鰹節を入れて火にかけます。
  沸騰後、6~10分間煮出してだしを取ります。
  時間が来たら鰹節を絞りながら取り出します。

2.(下ごしらえ)ほうれん草は下茹でをして食べやすい長さに切っておきます。

3.(下ごしらえ)葱は斜めに切っておきます。

4.だし汁に、醤油・みりん・酒を加えます。
  味を調えたら、うどん(ゆがいたもの)・天ぷら・かまぼこ・ほうれん草などの野菜・葱を入れてうどんが煮えすぎない程度にサッと煮る。

5.卵を落として半熟状態に仕上げます。

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韓国鍋―チゲとチョンゴル

韓国には実に多くの種類の鍋があります。
韓国人にとっては鍋料理=郷土料理というようなところがあるようです。
ここでは日本でお馴染みの鍋について少し触れてみたいと思います。

韓国鍋は大きく分けて「チゲ」「チョンゴル」の二つの意味に分けられます。
チゲ   →「鍋」
チョンゴル→「寄せ鍋」「すき焼き」など
という意味になります。

【チゲ】
チゲは、基本的には一人用の鍋で具材や汁が入ったもので、スープよりは比較的濃厚な味付けのものです。
種類は、味噌・塩辛・コチュジャン・すまし風など多くの種類があります。
具材には肉、キムチ、野菜、豆腐、魚介などがあって、全部一度に入れて煮込むのが特徴的です。日本ではチゲと言うと「辛い」というイメージがあると思いますが、韓国ではあまり辛くないもののあります。

食べ方ですが、チゲ・ご飯・キムチ類の小皿が数品出されます。
チゲにご飯を入れてクッパのようにして食べるのが韓国では一般的な食べ方となっています。

【チョンゴル】
日本のチョンゴルは、鍋に具材を全部入れた状態でテーブルにだされるというスタイルの鍋料理ですが、韓国では材料を別にしておいて調理しながら食べる鍋というスタイルになっています。
具材は魚介類(カニ・タコ・貝など)、肉、豆腐などを使用します。
大きな鍋に彩りよく具材が並べられるのでチゲよりもボリューム感もあるし豪華です。
鍋自体は3~4人で食べる量位になっています。
こういった量からすると日本の「鍋」に近いのは「チョンゴル」の方かもしれませんね。

きりたんぽ鍋

きりたんぽ鍋とは、秋田の郷土料理の鍋です。

昔、猟師さんたちが山小屋でご飯の残りを練ったものをきのこ類と一緒に鍋に入れて食べたり、味噌を塗って食べたりしたそうで、それがきりたんぽの始まりだとされています。
秋田県の中でも大館市がきりたんぽの本場とされています。
また、こののち「キノコとともに煮たり」というのがきりたんぽ鍋の始まりではないかとも言われています。

きりたんぽとは、つぶしたご飯を杉の棒に巻きつけて焼いた物で、棒から外すとちくわのようにも見えます。
それを食べやすく切ったものの事を言います。
きりたんぽは秋田県の郷土料理として広く知られています。

きりたんぽを食べるときの食べ方ですが、鍋の材料としてはもちろんですが、他に味噌をつけて焼いて焼ききりたんぽにして食べたり、鶏がらのだし汁に入れて煮込んだりして食べます。
一般的にはないですが、秋田県内では学校給食にきりたんぽが出てくるそうです。
面白いですよね。
こういうところでも地域色って出るんだなって改めて感じました。

醤油ベースの地鶏のだし汁がきりたんぽ鍋の出汁としては一般的だそうです。
具材は焼いたきりたんぽの他には、野菜や鶏肉も一緒に煮込みます。
また、昔は鶏肉といえば比内鳥を使用していましたが、天然記念物に指定されたために食べる事が出来なくなったそうです。
そこで、比内鳥を品種改良して比内地鶏を開発し、現在はその比内地鶏の肉を鍋に使っているそうです。

コラーゲン鍋

女性の皆さんはいくつになっても美しい肌でいたいですよね。
「コラーゲン鍋」は今女性を中心にして大変人気がある鍋です。
ではコラーゲン鍋とはいったいどういうものなのでしょうか。

コラーゲン鍋と言うのは、鶏やフカヒレ、あんこうなどコラーゲンが豊富に含まれている食材をじっくり煮込み、そのコラーゲンが溶け出したスープを使って作るコラーゲンたっぷりの鍋のことです。

人気があるのは、美肌効果があること、健康にも最適と言われていることが人気の秘密の理由だと思います。また、鍋料理にすることで簡単に美味しく、効率よく摂取することができるということもあると思います。
コラーゲンは毎日継続的に摂取しなければあまり効果を得ることが出来ませんが、鍋なら味を変えると飽きずに食べ続けることができ、料理法も簡単なのでお手軽に作ることが出来ます。

このコラーゲン鍋をお店で食べるとしたら、ちょっと高級品になるとふかひれや、ふぐ、すっぽん、牛テール、牛すじなどが上げられると思います。
お手軽なものだとコラーゲンがたっぷり入った煮込み蕎麦や、わんたんの鍋、地鶏のしゃぶしゃぶなどもあります。
「鍋」というと季節限定って感じやすいですが、このコラーゲン鍋は一年中食べられる鍋だと思います。
味もあっさりしたものからこってりしたものまで色々ありますし、具材もさまざまです。
みなさんも美しいお肌目指して、かついつまでも健康な体でいられるようにコラーゲン鍋をたくさん食べてみてはいかがでしょうか。

ちゃんこ鍋

「ちゃんこ」というと相撲を思い出しますよね。
相撲部屋で作るちゃんこ鍋の調理は主に幕下以下の力士が調理をし、ちゃんこ番の力士が「ちゃんこ長」を努めています。

ちゃんこ番にはある言われがあり、ちゃんこ長は長年ちゃんこ番をしている力士が務めるという伝統があり「料理がうまい力士は出世しない」と言われているそうです。
でも、その力士が力士を辞めた後、相撲部屋で見につけた調理法を活かしてちゃんこ料理屋を開業するパターンが多いそうで、そこから一般的に「ちゃんこ鍋」が知れ渡ったのではないでしょうか。

ちゃんこ鍋は鶏がら(「ソップ」と呼ばれている)で出汁をとることが多いです。
人間と同様に二本足で立つ事ができる鶏から縁起をかつぐ意味が込められています。
また鶏がらが細身であることが由来となって、細身の力士の事を現在でも「ソップ」と呼んでいるそうです。

ちゃんこ鍋のベースには醤油や味噌が一般的ですが最近は塩味もあるそうです。
相撲部屋によってはキムチ味やカレー味、またホワイトソースを使ったものなどを使用して、飽きないように工夫してあるようです。
また作り方も相撲部屋によって独特の作り方があるそうです。
具材はたんぱく質摂取の為に肉や魚が中心となっています。
また各種生活習慣病を予防すると言う事から、栄養士などから指導してもらったりして栄養バランスを考えている部屋もあるそうです。

また、料理屋で出されているちゃんこ鍋については、「鶏ちゃんこ」「味噌ちゃんこ」のように、材料や味付けを主たるものとして名付けているようです。

鍋料理の種類

鍋料理には種類があります。
汁の状態によって大きく3つに分けることが出来ます。

1.水や出汁で煮込んで小皿などに取り分けた後に、ポン酢などで味をつけて食べる。
  例えば「水炊き」「ちり鍋」など

2.薄味で煮込み、具材と煮汁の両方が楽しめる。
  例えば「寄せ鍋」「おでん」など

3.濃い味付けで汁気がなくなるまで煮込んで食べる。
  例えば「すき焼き」など

代表的な鍋料理の調理法をご紹介します。

【水炊き】
お湯で鶏肉や野菜などを煮て、煮えたらポン酢などに付けて食べる鍋料理です。
野菜は白菜やねぎ、豆腐など好きなものを入れることが出来ます。

【ちり鍋】
具材が特徴的で白身魚を中心としています。
昆布だしの中に白身魚、豆腐、野菜(あくのないものが好ましい)を入れて食べます。

ちり鍋には「河豚ちり」「鯛ちり」「鱈ちり」など入れる魚の種類で呼ばれています。
魚ではなく、肉の場合でも「鶏ちり」「豚ちり」などと呼ばれます。

【湯豆腐】
昆布出汁のお湯に、豆腐を入れて煮ます。醤油やポン酢に薬味を加えていただきます。

【寄せ鍋】
汁に白身魚、肉、野菜、貝類など色々組み合わせていれ、煮ながらいただく料理です。
煮汁だけで十分にいただけますが、薬味を加えることによって更においしくいただくことができます。

【おでん】
豆腐やこんにゃくなどの具材を焼かずに煮込んでいただきます。
関西では「関東炊き」と呼ばれているそうです。

【すき焼き】
関東の「煮るすきやき」、関西の「あぶるすき焼き」と地域によって食べ方が違っているそうです。
今では「スキヤキ」と言えば外国人の方も知っている通り国際料理として愛されています。

カレー鍋

「カレー鍋」って聞いたことありますか。

カレーを煮込むための鍋の事ではなく、カレー味の鍋料理の事を指しています。
カレー鍋は居酒屋を発信源として口コミで広まり、それを受けテレビでも度々紹介されていたとは思いますが、この秋、食品メーカー各社で「カレー鍋用つゆ」というのを発売しています。
今までの家庭料理での鍋といえば寄せ鍋やチゲ鍋などだったのですが、今後は新しい家庭料理のなべとしてカレー鍋というのも候補にあがりそうです。

では、カレー鍋の美味しさの秘密を探ってみたいと思います。
食材は厳選された物(ご家庭ではスーパーに売っているもので十分です。)、それと和風だし(30種類位のスパイスが配合されたカレー味のスープ)が決め手です。
スープの味は、始めのうちはあっさりと、サラッとしていますが、具材を煮込んでいくたびに、各食材から旨みが出てきてスープと混ざり合い、何ともいえない深くて、コクがあるスープになっていきます。

夏食べるというよりは、冬の寒い季節に食べて体を温めるという効果もあると思います。
具材は、基本的な具材にプラスして、餃子、ベーコンなどカレー味にしても美味しそうな食材を入れても美味しいと思います。
締めは、雑炊、うどんなど入れて楽しむことも出来ます。
試しに食べてみたいという人に、カレー鍋セットの通販もあるそうですよ。
調べてみてはいかがでしょうか?

以下に食べ方の基本をご紹介します。

1.鶏肉やつくねを味わってみてください。
2.次にお肉をしゃぶしゃぶ風にして食べてみてください。
3.旨みがつまったスープに野菜を入れて煮込んで、野菜を味わってください。
4.締めは、うどん、雑炊、ラーメンなどお好みでお召し上がりください。

博多もつ鍋

福岡・博多を代表する鍋料理に博多もつ鍋という鍋があります。

もつ鍋には、高蛋白、低カロリーかつビタミンを多く含んでいて、栄養豊富で美容にもいい料理です。
もつは牛ホルモンを主に使用していますが、この鍋はホルモンがメインというよりは野菜をメインに食べる料理です。
ホルモンはあくまでも野菜のサポート的な存在となります。

もつ鍋には、コラーゲンがたっぷりと詰まっている鍋なので、美容・健康など女性に特に関心が強くでる傾向にあります。
美容目的にもつ鍋というのは女性にとってははずせない一品となっているようです。
また、スープには野菜やホルモンの出汁が十分に出ていて美味しいです。
福岡では「医者いらず」と呼ばれているほど、ビタミンが多く含まれている鍋です。

博多もつ鍋の歴史としては終戦間もない頃、アルミの鍋でホルモンが炊かれていた事がルーツと言われていて、その後、鉄鍋ですき焼き風に一般的に食べられるようになったのは1660年代の頃になるそうです。
現在でも、当時のすき焼き風もつ鍋を「万十屋」で食べることが出来るそうです。

近年の博多の鍋は、博多もつ鍋の基本スープの種類が味噌味、しょうゆ味の2種類で、ニラ、にんにくなど強い風味のものと合わせて味わいます。
もつ鍋は1年を通していつでも食べられるので、夏に食べるときは汗をかきながら、冬に食べるときはみんなでこたつを囲んで食べる、のように美味しく食べるのが博多流の食べ方となっています。

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